バチパターンは1年中成立する

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    Yoshihiro Saitoh

    東京近郊で手軽に釣れるゲームフィッシュ、シーバスを追いかける日々。復活した釣り欲にまかせて他の釣りも復活&チャレンジ中。シーバス歴はようやく3シーズン目なので色々差し引いて読んで下さいね。セイゴもフッコも釣れれば嬉しいじゃない、派

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バチパターンは1年中成立する

2013.06.12

自分なりの実釣の過程で理解できてきたメソッドをいくつか書いて行こうと思います。
そもそもSFSは「せいご・ふっこ・すずき」の頭文字。東京ではもっとも手軽な釣りの一つ、港湾シーバスフィッシングを楽しもうというテーマでのメソッドなので、そこをご理解ください。

さて、カレンダーも六月。シーバスの最も有名なシーズナブルパターンである「バチ」シーズンの終わり、と一般的には言われています。(「バチ」「バチ抜け」って聞いた事が無い方は村岡昌憲さんのサイトやGoogle検索でチェック!)だいたい2月から5月迄がバチシーズンと言われています。

マッチ・ザ・ベイトと呼ばれる「その時に魚が捕食しているエサに近いルアーを選択し、同じ様な動きをさせる」という誰もが疑わないルアーフィッシングの基本概念通り、バチを模したルアーで演出を仕掛ける釣りがこのシーズンの王道パターンとなります。

この季節毎のマッチ・ザ・ベイトには、真っ向から異を唱えたい….とまではとても言えませんが、少なくともこの「バチパターン」は単なるシーズナブルパターンではなく、基本的なメソッドして一年中通用するのだということは、とりあえず釣りたいという時に頭に置いておいても良いのではないかと思っています。

例えばこんな体験は比較的良く発生するケースだと思います。
盛夏のハゼ釣りで、ゴカイやアオイソメを付けて投げておいた竿になにかしら大きな魚がかかって糸が切れた。あるいは30センチくらいのセイゴがかかって釣れた。
また、「ユムシ/スズキ釣り」での検索をしてみると、ユムシっていうバチのお化けみたいなエサでのスズキ釣りをする人の情報は沢山出てくる。(ユムシの画像検索には少々注意!)
要するに一年中バチ類の生エサでやる釣りはちゃんと成立している。
乱暴に言ってしまえば、バチが演出できればエサ釣り同様通年の釣りが可能になるという事です。

そして、このバチの静かで繊細で静かな釣りは、アングラーが多くプレッシャーがかかってしまっている湾奥では有効である事も見逃せない点です。

良くバチパターン用と言われるメジャーなハードルアーを並べて見ます。

魚に聞かないと本当のところはわからないよねと良く言いますが、どう考えてもバチに見えるわけがないルアーも沢山ある。色,形、サイズ、全が違う思いませんか?
ただ、共通して言える事は「動きが小さい」こと。
この静かな動きがプラスチックのルアーを「生き物」に感じさせる事が大事なのではないかと思っています。
魚なのか、バチなのか、が重要ではなくて「生き物」に見えているかどうか。
「マッチ・ザ・ベイト」よりも、「生物に見えないことをいかにして避けるか」という事。
どれほど姿形を似せようとも、「生物ではない」と認識されたルアーに魚はバイトをためらうはずなので。

バチは、大きめのものから後半の小さなクルクルバチまでサイズも動きもかなりバリエーションがあります。一通りのサイズのバチ演出ができるようになっていれば、通年通用する手っ取り早いメソッドをひとつ習得したことになるのではないでしょうか?

いくつかあるバチメソッドのなかでも結構苦労するクルクルバチの演出方法を。といってもオリジナルではなく上州屋さんの店員さんにお聞きしたものに少しアレンジを加えた物です。
水温が上がって来ると東京の湾奥ではクルクルバチとかトリッキーバチと言われる小さな素早い動きのバチが水面を活発に遊泳して、これを捕食するシーバスに口を使わせるのは少々骨が折れます。

ルアーはこんな感じ。エコギアのグラスミノーS+ジグヘッド2.5g。
そして、このルアーを飛ばすにはラインは細糸。PE0.6にミッドリーダー12ポンドを結束。最後のリーダーは25ポンドくらい。
最終のリーダーが一般的なバランスとしては太いんですが、このラインと一緒にナチュラルドリフトさせるイメージです。あと、口の中にすっぽりルーアが入ってしまうので切れ防止の意味も込めて。
このライトタックル仕様でも70アップ迄は獲れます。このメソッドでそれ以上のサイズは掛けた事がないから80upのランカーが獲れるかは解りませんが。。。。すいません。

ワームに依る釣りは、荷物も少なくて済むしカラーローテーションも容易。レンジも幅広く探れるので、
港湾部を攻めるには悪くないメソッドだと思います。お財布にも優しい!

少しジグヘッドのサイズを上げて5gのジグヘッド+COREMANのミニカリ。

60mm程度のワーム。

注意して欲しいのは、ロッドのティップが固いと針折れによるフックアウトが発生し易い事。
当然ストラクチャーから引きずり出す様な場所には不向きです。
また、ジグヘッドとワームとのバランスが悪いととたんに食いが悪くなります。大抵の場合はヘッドが重たくてうまく水の流れに乗れてない、ナチュラルドリフトしてないということだと考えているので、シチュエーションが許す限り軽いヘッドを使うほうが間違いないと思っています。

次回はルアーサイズについて。

サイズを落すと何故ヒットし易いのかについて。