港湾エリア 秋のランカー

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    Yoshihiro Saitoh

    東京近郊で手軽に釣れるゲームフィッシュ、シーバスを追いかける日々。復活した釣り欲にまかせて他の釣りも復活&チャレンジ中。シーバス歴はようやく3シーズン目なので色々差し引いて読んで下さいね。セイゴもフッコも釣れれば嬉しいじゃない、派

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港湾エリア 秋のランカー

2013.11.07

自分くらいの腕だとランカーシーバスを狙って釣るのはかなり難しい。

ネットサーフィンだったり雑誌だったりで調べるとランカーに関する色々な情報やメソッドを見つける事はできる。

「ランカーの居る場所は他のサイズと少し違っている」
「ランカーは大きいサイズのルアーが有効」
「ランカーはそのサイズだけで群れを作る傾向にある」

どれも「なんとなく」そういうのものかなっていう理由も書かれていたりするし、凄い釣行を重ねているテスターさん達がおっしゃるのだから勿論正解だと思います。

ただし、自分では一度も体験した事がない(笑)
河川や干潟では、大きいサイズの魚が群れで入ってくる印象があるが、港湾エリアの釣りでそういう印象があまり持てない。
二桁釣る様な日でもサイズは大小混じる。
実際、過去大きいサイズを釣った時も、「何匹か釣れた中で大きいのが混じる」というのが殆ど。
(自分も河川の釣りを練習したい。行きたい。)

ただ、そんななか先日の釣行で初めて入ったポイントで良いサイズのシーバスを上げる事が!
ランカーメソッドなんて言う程大げさなものではないですが、攻め方を変えて行った過程を公開します。
[ルアーローテーション] [ポイント分析][ランディング]に分けて書きます。

ルアーローテーション

持って行ったタックルがULだったので全て軽目のルアーで構成。

1.エリア10(フローティングペンシル)


知らないポイントなので、先ずはトップから。
デッドスローでのタダ引き、トゥイッチからの20-30秒ポーズ。

2.R-32+7gのジグヘッド(ワーム)


橋脚が絡むエリアなので、水平と垂直を両方探れるワームで手早くチェック。

橋脚際のリフト&フォール、橋脚をかすめて中層>ボトムのサーチ

ここで1ヒット。30cm位のセイゴ。足下でバラし。
なんとなく底を意識してるのかも、、、という傾向がインプットされる。

ここで同行者が、近くで竿を出しているローカルの情報を。
「割とコンスタントに釣れてる。なんかカシャカシャ言ってるの投げてます!」

うん?活性高いのか。ということで、

3.マナティー+ワインド用ヘッド7g(ワーム)


ワインドで表層から下まで一通りアピールも全く無反応。

4.DUEL 80S(シンキングペンシル)


そんなには潜らない(50cm-1m)シンキングペンシル。サイズも動きも繊細なルアーだけれど飛距離最高。

困った時にはこれを投げる。しかし無反応。

ここでポイント移動。

釣れているローカルの潮下に入る。

5.R-32+7gのジグヘッド(ワーム)

で、底付近を引いてくるとあっさりと40cm位のシーバスヒット。

カラーローテーションで白系からブルー系に移行するとアタリもない。

白系に戻すとアタリが頻発する!でも乗らない。

ワームを回収すると切れている所もあって小さいサイズの魚が小突いているのかも?若しくはボトムの牡蠣にあたってのダメージ?

ここで、同行者が小さいバイブを投げて入れ食いモード突入。

色はナチュラルカラー。

なるほど、ショートバイトで後ろからついばむ感じなのかな?

でも自分の手持ちでは同じ様なものはないし、このULタックルではちょっとバイブが厳しい。

6.RAPALA CD-7 (シンキングミノー)

手持ちの中でも少し潜って、細かな波動で動くルアーとしてチョイス。
これも困った時に投げるルアー。バルサ製で飛距離はでないけどとても基本的な動きをするしレンジも下げられる。ちなみにCD-9/7/5/3は大抵いつでも持ってます。
このルアーをリップがボトムノックする感じでリトリーブ。

ルアーチェンジして一投目でヒット。
82cmのランカーでした。

7.DUEL 50S(シンキングペンシル)/RAPALA CD-5 (シンキングミノー)


実際には上の魚釣って満足したので、、そのままのルアーで釣って、結局納竿しました。
が、もし上記のラパラCD−7で釣れなかったら、、、このどちらかを投げたでしょう。。。
というローテーション最後の砦

ポイント

友人から干潮が良い筈、と聞いていた橋脚廻りのポイント。
何故干潮?通常はショアから狙うのなら水位が高い方が狙い易いはずだが。
理由はシンプル。干潮時の方がブレイク(かけ上がり)に寄れるて攻め易いということ。


そして、明暗パターン。
ローカルが入ってコンスタントに釣っていたのは明暗とブレイクが重なる部分。
図で言うと左に行く程、その重なる点が岸から遠くなり遠投が必要になる。


実際にランカーが獲れたのはこの一番良さそうなポイントから20mくらい潮下のポイント。
ブレイク沿いだったけど、ラパラの限界ってくらい遠投する。
これはPE0.6の細糸に助けられた部分で、やっぱり飛ぶタックルセッティングはなにかと可能性が広がる。

ただ、バイブを投げるには今回のULのロッドでは難しいので、そこは優先順位の問題。

ランディング

アタリ自体は少し押さえ込む様な感じだったので、軽く聞き合せを入れたら、思いのほか重量感があってサイズが大きい事はすぐにわかった。
遠投して掛けたので、ゆっくり、跳ばれないように竿を寝かして寄せて来る。
足下の牡蠣殻はいったいどこ迄あるのか。。。PE0.6は確かに飛距離は出るけど、こういう時に不安。リーダーも10lb。テンションでは切れないだろうけど牡蠣にこすったら瞬殺だろう。

そうこうしているうちに、となりの同行者が掛けた。ファイトしているのが見えるが自分はまったく無言。(喋る余裕なし)

ようやくシャローの牡蠣殻の上に姿を現したシーバス。デカい。。。

同行者の魚はもう寄ってきていて抜き上げられようとしてる。そこで初めて2尾の魚が水面で対面。2尾の距離だいたい1m。

同行者:「あれ、掛けてたんですか?」

私:「うん、これ、、、抜けるかな」(わけないじゃん)

同行者:「いや、止めた方がいいですよ。ちょっと待ってて下さい」

自分の魚を早々にリリースして、ランディングを手伝ってくれる冷静な年下の彼。ありがたい。
二人ともタモは持っていたけど、浅すぎて使えない。

手持ちのフィッシュグリップで口を掴んでくれた、その瞬間。

「バシャバシャ!」

心臓飛び出すかと思った。正直切れたと思った。

あっさりとフィッシュグリップを外して反転して沖へ逃げるシーバス。ドラグはロックしたつもりだったけどジリジリ出された。

「ハンドランディングします」

もう一度寄せてきたシーバスの口をがっちりと彼の左手が掴む。

少し細い印象だったけれど82センチのランカーだった。