BURITSU部員が船舶免許に挑戦!目指せ海釣り王!船舶免許を取得するぞー!編 by ざわ・まさのぶ・ランチア

  • Introduction まずは仲間を集める
  • STEP 1 PCやスマホで学科講習開始!
  • STEP 2 いよいよ試験前日だが…
  • STEP 3 試験日当日実技講習
  • STEP 4 合格発表!

STEP 3 試験日当日 実技講習

試験なんて何年ぶりだろう? 久しぶりに緊張で眠れない。仕方ない、みんなに連絡をとって早めに移動しようかな?とメッセージを送ってみたが…そこで事件が勃発した!!

みなさん、おはようございますー!緊張して寝れなかったよー。ざわ部員を早めにピックアップして会場近くのファミレスで朝食を食べながら作戦会議しませんか〜?

了解でーす。

あの、私。勉強が全部終わらなかったし、絶対受からないから行きたくない。

えーーーーーー。もう家の下に居るんですがー(汗

仕事もしないといけないし、絶対落ちる絶対オチル、ゼッタイオチル ゼッタイオチル…

落ち着いて!せっかく勉強したんだし一応受けてみようよ。まだ移動時間あるから残りの項目勉強しながら移動しよう。そうしよう!!

試験前にヒステリーを起こしたざわ部員をなんとか家から連れ出し、会場に向かうも約束の集合時間を過ぎてしまった…。

我々が遅れて到着するとマサノブ部員は既に救命胴衣について説明を受けていた。 2人ともまだかな〜

間一髪、ドタキャンと言う最悪の自体を乗り切って説明を受ける、ざわ部員この日は2人1組のチームが組まれ、マサノブ部員は別チームに。1日の流れや注意事項などの説明を受けていよいよ実技講習が始まる。

実技講習は、小型船舶の取扱いから基本操縦、応用操縦の内容を習うスマ免1日コースではここで学んだ事をその日の午後、試験で試される事になる

実技講習 その1 出航前の点検

国家試験では点検項目から2〜3カ所を指示され適切な方法で点検を行なう。“船体・操縦席の点検”、“エンジンの点検”、“法定備品の点検”の3つの点検に別れているので覚える項目は結構多い。教官の指示に従って、「○○よぉ〜し!」と指さし確認する。基本的にはこれの繰り返しだけど…出船前に確認しておかないと後でとんでもない事になってしまう項目ばかりなのできちんと覚えましょう。点検だけでなく全体に言える事ですが、“確認”を確実に行なう事が合格への近道! 大きな声でハキハキと!!ざわ部員はこう言った機械まわりの事を覚えるのが苦手らしく、エンジン点検は何回も確認しながらなんとか終了。

実技講習 その2 操船 - エンジン始動・停止〜解らん〜係留

そして…、ついにエンジンを始動させる!!クルマと違うのは「換気」をしてからエンジンを始動させると言う事。「中立よし!」をちゃんと確認してからエンジン始動。最後に換気のスイッチを切るのを忘れがちなので注意です。その後、暖機運転をして解らんする。講習では係留と解らんをセットで教えてもらう、この際に突如“クリート止め”で係留する必要が出て来るので事前に勉強していないとパニックに陥る事でしょう。 事前に勉強してスムーズに行える様にしておこう。覚えたつもりだったのに、いざ実践で使おうとすると混乱してしまうが…ギリギリセーフ!

実技講習 その3 操船 - 発進・増速・変針・蛇行

安全なエリアまで教官が移動させて、ついに操船開始!クルマと違って船はスピードメーターではなくエンジンの回転数で指定される。 慣れないとなかなか指定の回転数に合わせられず焦ってしまう。○○回転まで増速してくださいと言われるけど、はじめての操船にしてはなかなかスピードが出ている!!ビビりのランチア部員は顔が引き攣る。コンパスを使って変針をしたり、3つのブイの間を蛇行したりはじめてにしてはハードルの高い教習が続く。緊張はするけど、実際に船を動かすのは最高に気持ちいい!

実技講習 その4 操船 - 人名救助

ネットで船舶免許について調べていると、難所の1つとして挙げている人が多い…人命救助。要救助者に見立てたブイにゆっくり近づき、これを拾い上げるだけの作業。しかしこれが難しい。マサノブ部員はなんなくクリアしたが…。ざわ&ランチアコンビはここで大苦戦。ざわ部員はこともあろうか…用救助者ブイの上に船が乗っかってしまった…。ざわ部員「大変です!ひき殺してしまいました!!」教官「……」と、やや重苦しい空気になりながらも2回目でなんとか成功し、あとは試験でこれがクリア出来るかが大きな課題。難しい作業だけどチャンスは2回あるのでおちついて挑もう。

実技講習 その5 操船 - 着岸離岸

もう1つの難所がこの着岸ではないだろうか…。試験では、桟橋に接触してしまうと大幅減点と思われるため接触してしまう位なら少し離れてても良い。こちらもマサノブ部員は持ち前の運動神経の良さで難なくクリア。クルマの運転には自信を持っていたランチア部員ここで大苦戦。「マズい…全然上手くできない…」 なんて言っていると同船しているざわ部員が成功!!追い詰められるランチア部員。プライドが…なんて言っていられない。試験では人命救助と着岸が最大の課題になる。気持ちを入れ替えて試験に挑みたい所。

実技講習 その6 ロープワーク

陸に戻って、最後の教習。「難しそうに見えて簡単」、「簡単そうに見えて難しい」いや、覚えてしまえば簡単なんですけど、ちょっと順序を間違えると失敗してしまう。逆に言うと、成功するとなんでこんな簡単な結びなのに強度が出てるんだろう!?と不思議な気持ちに。事前にビデオを見て学習していたのでバッチリ!と思ったら…ざわ部員「あっ、あれぇ〜おかしいなぁ〜」もやい結び、錨結び、一重繋ぎ、二重繋ぎ、等試験に出題される可能性のあるものを全て学ぶ。

午前中にこれらの教習を終えて、お昼休みを挟んでいよいよ午後は国家試験!!3人それぞれを不安を抱えながらも試験に挑む。視力検査や弁色力の検査を経て、実技試験開始。試験中の撮影は不可の為、レポートはここまで。

実技試験はそれぞれ、色々なミスがあったけどなんとか挽回…!?中でも、実技試験での減点が心配されたざわ部員だったが、持ち前の“勝負強さ”を発揮し蛇行も着岸も人命救助も全て成功!!学科試験を終えて、答え合わせ「う〜ん、なんとかみんな合格かなぁ!?」最後にみんなで“ロープワークは完璧だぜ!”の図。「○月○○日に合格発表がこのURLで確認できます」と記載された紙をもらって帰路につく。次はいよいよ合格発表!

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